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便秘の原因と対処法

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女性の悩みで多い便秘ですが最近は男性にも増えてきています。
1日3回食事する人が1日おきであったり、毎日出ている人であっても量は少なかったりする人も多いかと思います。

健康な人の場合、食べた食べ物は体内を24~72時間くらいで通過して排便されます。
1日に3回食べて1回の便通でしたら6回分の食事が小腸と大腸の中に溜まっていることになります。
それだけ腸内の壁こびりつきやすくなります。

週に1~2回しか便通のない人は、排泄物何日も溜め込んでいることになり、
小腸、大腸は3~4時間前に食べた新鮮な栄養素を吸収するのではなく、何日も前に食べて体内で腐り、腸の壁にこびりついた食べ物、
つまり排泄物の毒素を吸収してしまいます。

便秘の状態が数ヶ月以上続くと慢性の便秘症になり、腸の内壁に老廃物が硬くこびりついてしまいます。
 

1,便秘の種類


1-1,急性の便秘


一過性単純性便秘
食事や生活の変化などがきっかけでおこりますが、原因が取り除かれると治るもの。

症候性便秘
病気が原因で起こる便秘。急性のものでは腸閉塞や腸捻転で起こる。
 

1-2,慢性の便秘


常習便秘
便秘に悩む人の多くが当てはまるタイプ。何らかの原因で腸の働きが低下して起こる機能性便秘。以下の3種類にわけられます。

・痙攣性便秘
精神的なストレスなどにより、腸の蠕動(ぜんどう)運動が強くなりすぎておこる便秘

・結腸性便秘
結腸の緊張がゆるんで、蠕動運動が弱くなり便を十分に押すことができない。

・直腸性便秘
直腸、結腸反射が鈍くなって、便意を感じにくくなるために起こる便秘。

 
2,便秘の原因と対策


2-1,一過性の便秘原因と対策

  • 暴飲暴食
  • 生活環境が変わった
  • 睡眠不足になった
  • ダイエットで食事や水分量が減った
食生活やストレスによって引き起こされます。便通異常を感じたら生活リズムが崩れているかも知れません。正しい生活リズムを取り戻すことで自然に解消することが多いですが、原因をそのままにしておくと便秘や下痢が慢性化することもあります。
 

2-2,痙攣性便秘の原因と対策

  • ストレスによって自律神経の働きを乱して大腸を痙攣させ便秘や下痢を引き起こす
  • 几帳面、神経質な性格
職場、学校、家庭での人間関係やトラブル、プレッシャーなど人それぞれですが、疲れが溜まっているときはストレスに弱くなります。
無理をせず休息をとること。
 

2-3,結腸性便秘の原因と対策

  • 運動不足
  • お腹が張った感じがする膨満感
  • ダイエットを繰り返す
  • 老化
  • 筋力不足

食物繊維を含んだ食べ物をとり腸に刺激を与える。お腹や腰をほぐす。適度に運動や筋トレをして大腸の下垂(かすい)を防ぐ。
 

2-4,直腸性便秘の原因と対策


  • 便意があるのにトイレに行くのを我慢してしまう

便の量を増やしやわらかくする食物繊維の多い食べ物をとる。水分を多めにとる。
便意がなくても朝食後にトイレに行く習慣をつける。(続けることで便意が起こるようになります。)


3,まとめ



便秘の原因は人それぞれ違う場合が多いので、自分の便秘の原因を見つけるのが大切です。
しかし多くの場合が食生活、ストレスが関わっているので筋肉をほぐし歪みを整えることで軽減します。お困りの方はぜひご相談ください。


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