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初海外出張IN中国その3
福岡空港から青島空港へ着き入国審査を終え到着ロビーへ着くと、A4サイズほど「小林」と書いた紙を持った大柄な男性がいました。
それを見つけると思わず「あっ!いた!」と声をあげてしまいました。騙されてなかったんだと感動したのですね。
ちなみにこの時の時間は約五時半ころ。
その男性は日本語を話せないみたいで、無表情でジェスチャーして車まで案内してくれました。
車は日本のクラウンでした。
車に乗るとお互い言葉が通じないので当然黙ったままでした。羽田空港で買ったガムを渡すと、ニヤッと笑顔で「シェイシェイ」といいました。なんだか少し緊張が緩和しました。
車はどこに向かっているのか、どのくらい時間がかかるのか全く分からない状態だったので、中国の風景を見ていると最初はテンションも上がっていましたが、「このまま存在を消されても何もわからなそうだな。」と少し不安になりました。
車で移動をして2時間ほど経ったところで渋滞が発生しました。渋滞くらいそりゃあるだろうと最初は思いましたが日本とは少し様子が違いました。渋滞して車が止まると10分20分動かないのです。
そしてまわりの車の運転手が次々と車を降りて前方の様子を見に行ったり、運転手同士で話をしていました。
事故でもあったのかなぁ。と思いましたが私は待つしかありませんでした。
10分待って2、300メートル進んでまた10分待ってを何回か繰り返すうちに、どんどん運転手の舌打ちとため息が増えてきました。
ようやく渋滞の最前ポイントが見えてくると、タンクローリーが故障したのか止まっていました。そして警察が迂回路に誘導していました。
クラクションがすごいのとみんなそれぞれ叫んでいるのとで、とてもカオスな風景でした。
なんとかかんとか渋滞を抜け目的地らしきところにつきましたが、時間は9時半を回っていました。渋滞がなければ約2時間で着く予定だったそうです。
中国版焼き鳥店?のような店で4人の女性が迎えてくれました。今回私を呼んだお嬢がいて安心しました。1人日本語が話せる女性がいて助かりました。
仕事の話は全くなく、とにかく食べろとどんどん食事が運ばれてきました!明らかに食べ物の量が多く私が「こんなに頼んで誰が食べるの?」と聞くと通訳の子が「みんなあなたのですよ。」と返されびっくりしました。
結局かなり残して今夜はホテルに送ってもらい、本格的な施術は明日からでした。
ホテルについてもお腹いっぱいで苦しくて苦しくてしょうがなかった記憶があります。