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ブログ 自律神経: 2016年2月
放おっておくのは危険!?肩こりから派生する3つの症状
日本人の約7割の方が悩まされ、国民病と言われる肩こり。
肩こりは様々な原因から起こりますが、これをそのままにしておくと頭痛、めまい、自律神経失調症などに派生することがあります。
1,肩こりの原因,代表的な原因をご紹介します。
1-1,長時間同じ姿勢でいる
デスクワークの方に多い原因です。長時間同じ姿勢でいることで血行が悪くなり肩こりが起こります。特にうつむいた姿勢や猫背でのパソコン作業は、約6キロもある頭の重さの負荷もかかり首に大きな負担がかかりストレートネックを引き起こす危険性があります。
1-2,目の使いすぎ
パソコンにもいえますが、最近ではスマートフォンやタブレット端末などが普及して、暇さえあれば使っている方も多いと思います。
ピントを合わせたり、目玉を動かすのも筋肉が使われています。目を使いすぎることで疲れがたまりこれが首や肩を緊張させます。
1-3,体を冷やしている
若い方に多いのがお風呂はシャワーだけで済まし、湯船に浸からないというもの。
これでは筋肉はなかなかほぐれず、徐々に体に疲労が蓄積していきます。
湯に浸かることで体を温め、自律神経のバランスも整えてくれます。
忙しかったり、めんどうかもしれませんが週に2,3日でもいいので入りましょう。
1-4,寝不足
ただ立っているだけ、座っているだけでも首は重い頭を支えています。
睡眠時間が少ないと首の筋肉を休めるも減るので、首に疲労がたまります。
1-5,女性に多い原因
ネックレスで首肩がコリます。
ネックレスは軽いものですが、長時間つけていると首に負担がかかります。
また、ネックレスの素材が体に合っていない場合も体に不調をきたすこともあります。
当院でも、施術後は肩がすっきりしてもすぐにぶり返す人がいました。
原因を探るためにヒアリングを行っていくと、ネックレスをよく付けるとの事だったのでしばらくの間、外して生活してもらうようにしました。
すると施術後に肩こりが起こることもなくなりました。
2,背骨の中には脳からつながっている中枢神経というものがあります。
ここから出ている自律神経や末梢神経が体中につながっていて、脳からの指令を伝達します。首が歪んだり疲労したりすると神経にも影響して、伝達がスムーズに行われず体のいろいろなところで不調になってしまいます。
2-1,緊張性の頭痛
頭を締め付けられるような鈍い痛みが長く続くのが緊張性頭痛の特徴です。
デスクワークなどでうつむいた姿勢が続くと、首が歪み筋肉もコリます。
首のコリが首の神経を圧迫し、これにより頭痛が起こります。
薬で抑える方法がありますが、これは一時的に痛みを抑えているだけで薬の効果がきれると再び痛みが出てきます。
※経験したことのないような激しい頭痛などは、命に関わる病気の可能性もあるので病院で診察を受けましょう。
2-2,めまい
めまいは感じ方が人によって違うことが多く、「天井がぐるぐるまわる。」「地面がふわふわ揺れる。」などがあります。
低血圧や貧血を起こしやすい人は心臓の働きが弱い傾向があります。
首がコルことで脳への血行障害も起こりやすく、中枢神経も圧迫されめまいが起こります。
耳鼻科に通っていてもなかなか症状が治まらない場合は、首コリが原因の可能性が高いです。
※めまいや耳鳴りの症状ではまず耳鼻咽喉科で診察されると良いです。
めまいの他に手足のしびれ、激しい頭痛、人や物が2重に見える、などの症状もある場合は、総合病院で診察をされるのが良いです。
2-3,自律神経失調症
自律神経の働きは体温の自動調節、心臓や胃腸の活動など意識しなくても動いてくれる大切な働きがあります。
首には自律神経に影響するエリアがあり、首のコリと歪みが神経の圧迫とそのエリアの血行不良を招き自律神経のバランスを崩してしまいます。
自律神経失調症になると自律神経が過剰に働いたり、逆に働くなったりして体に様々な不定愁訴が起こります。
3,どこでもできる簡単肩こり体操
3-1,首反らし体操
1,頭の後ろで手を組みます。
2,天井を見るように上を向く。(腰は反らないように。)
3,上を向いたまま30秒。
4,1~3の動作を2回を1セットとして1日数回行う。
3-2腕振り体操
1,肩の力を抜いて腕を前に出す。
2,振り子のように腕を後ろへ振る。
3,腕を前に戻す。
4,1~3の動作を10回を1セットとして1日数回行う。
まとめ
現代社会において首肩に負担をかけないで生活するのは難しいですね。
首には筋肉だけでなく大切な神経が収まっています。
様々な不調に発展する前に、定期的に首肩の負担を減らして上げることが重要です。
体操も簡単なので是非試してみてください。
(小林整体院) 2016年2月13日 13:42
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